価格低下が期待される設置コスト

今後、太陽光発電の技術革新が進み、大量生産によるコストダウンが進む可能性が高いので、もっと安くなってから買ったほうがいいのではないかと考える人もいるのではないでしょうか。事実、2008年に経済産業省は太陽電池産業への各種の支援策を実施するにあたって、「数年後には価格を半額にする」という目標を打ち出したことがありました。それまでの太陽光発電システムの設置価格をみると、1990年代には3kwの標準タイプで400万円を超えていたのです。それが、政府の補助金や太陽電池産業への支援策などもあって量産化、技術革新などが急速に進み、2000年には300万円を切り、2000年代初頭には200万円台の前半まで下がりました。しかし、その後補助金が打ち切られたことが大きく影響して生産は鈍化、技術革新も停滞し、設置コストは横ばいの状態が続いてしまったのです。